データセンターの概要
ソフトウェア・サービスのデータセンターでは、高信頼、高セキュリティのファシリティを整備し、
BCPに必要な最新の防災、危機管理設備を備えております。
セキュリティ
データセンターは占有区画を実現し、傍受、盗聴等不正な行為は行えないセキュリティエリアとなっています。
入室する際は、ICカード、及び生体認証による、2要素での認証が必要です。
建物には、防犯事業者による侵入検知を行っており、無数の監視カメラで施設内を常時監視しています。
通信ケーブルもUTPケーブルを用いており、直接の傍受は出来ないよう、強固なセキュリティを実現しています。
2015年3月にISMS(ISO27001)を取得済です。
また、厚生労働省の発行する「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン」にも準拠いたします。
遠隔地バックアップ
病院サーバーからデータセンターの専用サーバーへ遠隔地バックアップを行う事で、災害から情報資産を守ります。
下記費用はすべて、初期費用・月額利用料に含んだ金額をご提案いたします。
(1) | サーバやストレージ等のハードウェアおよびネットワーク |
(2) | ハードウェア保守(ハードウェアおよびネットワーク) |
(3) | ソフトウェアライセンス、OS、監視 |
(4) | 回線費用(データセンターと病院間) |
(5) | 作業費用(データセンター内作業、サーバー、ストレージ、ネットワーク、その他工事) |
保守サービス内容
データセンターの情報機器は、サーバー専門家による、24時間リアルタイム監視となっています。
自動監視サービス(リアルタイム) | |
---|---|
死活監視 | ネットワーク機器 |
ハードウェア障害監視 | CPU障害、メモリ障害、ハードディスク障害、ファン異常、サーバー内温度異常、SNMPトラップ内容等の監視を実施 |
レプリケーション監視 | 病院とデータセンター間のデータベースの同期監視を実施 |
オペレーションサービス(常時) | |
定期オペレーション | 機器のリブート等のオペレーションを実施 |
障害対応オペレーション | 必要手順に従い、監視通報および連絡を実施 |
災害等、緊急時オペレーションサービス | |
復元サービス | 緊急時には緊急時サーバーへデータを復元対応 |
電力等各種設備
電力設備は強固な仕組みを作るため、建物への電力引込、変圧器、送電幹線を2系統化しており、一方の系統に障害が生じても電源を確保できる仕組みを備えています。 また、空調は機器発熱量から求めた実負荷に対し、十分な容量(56kw x 2台)の設備を設置しています。 更に、建物内に火災予兆検知システムを採用し、火災の早期検知を可能にするとともに、消火設備として窒素ガス消火設備を採用し、万が一の有事の際、システムに損害を与えないよう配慮しています。
各種設備概要 | |
---|---|
電力引き込み | 2系統 |
変圧器 | 2系統 |
送電幹線 | 2系統 |
空調、冷却設備 | 56kw x 2台 |
消火設備 | 窒素ガス消火 |
免震構造物
建物構造につきましては、コンクリート杭を地下約50メートル深くにまで打ち不同沈下を防止するとともに、最新鋭の免震装置を採用。 大地震発生時でも耐えうる非常に強固な免震構造を有しています。 またデータセンターにおいては、2階に医療情報専用の占有区画を設けております。 万が一の災害による津波や淀川決壊時においても、水没破損することのないよう充分に配慮した構造となっております。
免震構造建物概要 | |
---|---|
所在地 | 大阪府大阪市淀川区 |
竣工日 | 2014年7月 |
階数 | 9階 |
データセンター階数 | 2階 |
構造 | 鉄筋造 |
地震対策 | 免震構造 |
省エネ | 太陽光発電 |
製品の改良やサービスの向上のため、将来予告なしに変更することがあります。
認証範囲は、本社及び東京支社です。