地域医療連携

Electronic Health Record

医療の高度化または専門化が進む昨今、地域医療を支えるために、基幹となる医療機関と地域の診療所との情報共有が必要とされています。その重要なインフラとなるのが"地域包括ケアシステム"です。地域住民の情報を各医療機関や施設が共有することにより、きめ細かな医療サービスを提供でき、患者さんの心身の負担を軽減し、医療費の削減にもつながります。

地域包括ケアシステム

各医療介護提供施設、薬局などの共有ネットワーク基盤を構築、人間関係のネットワークをITでサポート

患者さんのカルテを複数の医療従事者が共有

これからの地域を支える新しい地域包括ケアシステムとして当社が開発したのが CareMill®(ケアミル®)です。病院と施設をつなぐ地域医療の連携機能をはじめ、地域住民を一つのIDで統合する基盤機能、疾患別のパス、病院側の地域連携業務、地域で蓄積された情報からの支援等、総合的にサポートする、地域で健やかに住民が暮らすことができるようにと考えられた地域包括ケアIT基盤です。情報の連携のみならず、コミュニケーションも円滑になり、地域での暮らしがより便利になっていきます。

各省ガイドラインへの対応

製造業者による医療情報のセキュリティ開示
「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン第5版」について JAHISにて制定したチェックリストに対応状況を記載し、「製造業者による医療情報セキュリティ開示書(MDS)」を開示します。

MDSチェックリスト(PDF/839KB)

製品の利用例

災害時

SS-MIXデータを病院から離れた遠隔地にバックアップしておくことで、災害時等でもインターネットに接続可能なPC等があれば、必要最低限の診療情報の参照が可能です。
http://www.ss-mix.org/cons/ssmix2_about.html

紹介時

文書作成支援システムを使うことで、電子上で紹介状をやりとりすることができます。

緊急時 (オプション)

救急隊は、登録された情報に許可されたタブレットから名前を検索するだけで、基本情報にアクセス出来ます。
救急隊員が患者さんの現病歴、処方歴等のみならず、関連する医療機関を知る事ができ、病院側は、自院にかかっている患者さんの急変には対応せざるを得ません。
救急隊は搬送先を素早く決定する事ができ、患者さんも迅速な治療を受ける事ができます。

導入事例

広島県医師会 HMネット

HMネットとは、広島県と広島県医師会が構築し運営するひろしま医療情報ネットワークの愛称です。
HMネットに参加した病医院や薬局(県内1000以上)ではあなたの診療情報を共有することで肉体的、経済的、精神的な負担を軽減し、安心、安全、均質な医療を提供しています。

HMネット画像
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