第19回SSユーザー会のご報告
去る2023年8月19日(土)、大阪ガーデンパレスにおいて、第19回「SSユーザー会」が開催されました(東京支社パブリックビューイング会場同時開催)。 未だ残る新型コロナウィルスの影響を若干受けたこともあり、当日はコロナ禍前の水準に及ばないものの、全国の当社ユーザー病院様から209病院445名の方々にご参加頂けました。
研究会テーマは「医療現場での電子カルテの利用・活用を目指して」、副題「テンプレート等の記録、SSISCOPE、プラットフォーム利用、ダッシュボード、フレキシブル解析等」とし、5つのユーザー病院様によるシステムの活用事例や、「医療現場で簡単にできるデータ活用と業務効率化」をタイトルとした特別講演が行われました。いずれの会も質疑応答が活発に行われ、建設的な意見も多く、情報共有としても実りの多い会となりました。
また、「電子カルテデータ活用講座」というテーマで、当社から「スマートテンプレートの利用と活用」、システム管理者部会から「初歩から始めるデータ利活用」お悩み相談室、プラットフォーム構築プロジェクトより「ダッシュボードの利用・活用」についての実践的な講座も開催いたしました。
最後に、SSユーザー看護部会、SSユーザーシステム管理者部会から活動状況の報告、当社からのお知らせで「電子カルテデータの利活用」と題し、SSIプラットフォームについての発表が行われました。
今年も新型コロナウィルスの影響が残る中での開催となりましたが、多くのユーザー病院様に支えられ、無事閉会にいたりました。
今後、益々多くのユーザー病院様が当社システムを利用し、その活用事例を共有することで、医療サービスの質の向上、効率化、 情報活用等に繋げていければと考えております。
来年は会場をあらたに、大阪ナレッジキャピタルでの開催を予定しており、趣向も新たに開催予定でございます。
演題発表
テーマ:「医療現場での電子カルテデータの利用・活用を目指して」
キーワード: テンプレート等の記録、SSISCOPE,プラットフォーム利用、ダッシュボード、フレキシブルパス解析等
-
診療支援通知機能を活用したB型・C型肝炎陽性告知に関する管理方法の構築
(社会医療法人 製鉄記念八幡病院)
-
退院支援における情報共有と多職種サマリーの構築 ~評価管理から文書管理へ~
(社会福祉法人恩賜財団済生会 新潟県済生会三条病院)
-
まだまだ繋がらない医療DX。変幻自在の接着術で、結局最後はヒトが繋ぎます
(医療法人 原三信病院)
-
SSISCOPEによる多職種連携病棟算定率向上に向けた取組み
(社会医療法人石川記念会 HITO病院)
-
SSISCOPEを利用した当院独自の経営ダッシュボード作成
(社会医療法人敬和会 大分岡病院)
■特別講演
-
「医療現場で簡単にできるデータ活用と業務効率化」
(琉球大学病院 診療情報管理センター長 平田 哲生 先生)