去る2024年8月17日（土）、ナレッジキャピタル コングレコンベンションセンターにおいて、第20回「ＳＳユーザー会」が開催されました。 今年のユーザー会は九州地方での地震、南海トラフの注意喚起など、様々な天変地異が押し寄せた中で、なんとか開催までこぎつけました。しかしながら、直前に発生した台風７号の影響により、参加人数は、当初の申し込み人数から大きく減ったものの、222病院570名の方々にご参加頂き、大盛況のうちに終えることができました。

　研究会テーマは「医療ＤＸ時代の電子カルテ」とし、９つのユーザー病院様によるシステムの活用事例や、「ＤＸ・データを活用した病院経営について」をタイトルとした特別講演が行われました。いずれの会も質疑応答が活発に行われ、建設的な意見も多く、情報共有としても実りの多い会となりました。

　また、今年は、年始に発生した能登半島地震で実際に被害にあったＳＳユーザー会役員代表の恵寿総合病院理事長 神野正博先生にご登壇頂き、「能登半島地震におけるＢＣＰ対策と対応について」と題して、ユーザー会本会前にご講演いただきました。

　最後に、SSユーザー看護部会、SSユーザーシステム管理者部会からは活動状況の報告、当社からのお知らせで「セキュリティに対する取り組み」と題し、弊社の安全安心な医療情報インフラ維持への取組みについての発表が行われました。

　今年も多くのユーザー病院様に支えられ、無事閉会にいたりました。

　今後、益々多くのユーザー病院様が当社システムを利用し、その活用事例を共有することで、医療サービスの質の向上、効率化、 情報活用等に繋げていければと考えております。

　来年は新たに「薬剤部会」の開催を予定しており、皆様のご参加をＳＳユーザー会事務局一同、心よりお待ちしております。